この数年の感話の原稿を見てみると結構暗い話が多いが今年は感謝なことがあった。一年を振り返ってみると、母が昨年三回目の骨折をして、今度は以前のようには復帰できず、介護老人福祉施設に5ヶ月間お世話になった。6ヶ月目にかなり元気になり出ることになった。母は10数年前、父の介護をしていたとき、自分もいずれこうなると思い、自分で四箇所の施設に申し込みをしていた。そのうちの一箇所から電話があり、今たまたまひとつ空きがありますという。母も色々と施設を移りたくはなかったので申し出を入れて、くすのきの里に移った。200~300人待ちで、もっと症状の重い人もいるような中、母の信仰と神様の導きのなせる業と感謝している。来年になると要介護3にならないと特別養護老人ホームには入れなくなる。母は介護2なので、それを考えると本当によいタイミングだった。
自分のことでは、この二年半くらい「朝活」(BNI)にのめり込んでいる。朝7時から8時半まで週二回、わたしは6時すぎには会場に行くのだが、異業種の方が24名ほど、入会にはかなり厳しい規約があり、三ヶ月に三回休むと退会になってしまう。わたしは親族の葬儀で早退が一回あるが後は皆勤である。40代前半が平均年齢なのでわたしは上から二番目となる。どうしても同じ世代の人とつきあうことの多いわたしにとって、これから商売を!という若い人ばかりで切磋琢磨され、後ろを振り返ることがなくなり、前を向いて生き生きとさせて頂いている。どこまで続けられるか大変な会で分からないが頑張りたい。日々の生活に終われ、教会もなかなか手伝えず申し訳ないが、がむしゃらに現役で生きている。自分たちの仕事上で背負っているものもあり、しばらくは止められぬ。若いエネルギーを吸収して、生活を変えてゆきたいと思っている。(文 よ)