伝道開始 1904年(明治37)の伝統的なプロテスタントのキリストの教会です。
日本基督教団半田教会
TEL:0569-21-3761

2月5日 感話要旨(西館)女性Sさん

「主の名を呼び求める者はだれでも救われる」のです。ところで、信じたことのない方を、どうして呼び求められよう。聞いたことのない方を、どうして信じられよう。また、宣べ伝える人がなければ、どうして聞くことができよう。~『良い知らせを伝える者の足は、なんと美しいことか』と書いてある通りです。」(ローマ101415)とあるように、生涯を謙遜に歩まれた宣教師が先日亡くなられた。その宣教師はクラーク・オフナー宣教師といい、今から67年前の1952年に刈谷公同キリスト教会を建てられた方である。21年間、そこで牧会をされて後、他教会に仕えたり、大学で教えたりされた。そして47年間の日本での働きを終えて帰国された。主の導きで、夫がこの教会に遣わされて2年になる。わたしは直接の奉仕はしていないが、夫を通してたくさんの恵みをいただいている。オフナー宣教師とは直接お目にかかる機会はなかったが、電話やメールでのやり取りを通して、真摯で愛に満ちた方であることを知らされた。日本語にも堪能で著書もあるくらいだ。現在、刈谷公同キリスト教会には約10名の会員がいるが、そのうちの半数ほどがオフナー宣教師から洗礼を受けておられ、いつも懐かしくご夫妻の話をするそうだ。バーバラ夫人は今もお元気である。ご夫妻はその「美しい足」を用いて、福音を愛知県に伝えてくださった。同じように多くの宣教師が日本を訪れている。かくいうわたしの祖父も宣教師から洗礼を受けたし、両親も金城学院の宣教師にお世話になっている。オフナー宣教師は86歳で召されるまで走り抜けられた。わたしたちの信仰の先達も生涯をまっとうして走り抜いた方も多く、わたしもそれに倣いたいと思う。わずかであっても、夫とともにオフナー宣教師と接することが許されたことは感謝である。(文 よ)